愛知製鋼は、3月8日(日)に創立80周年を迎えるにあたり、その記念式典を3月6日に開催した。
式典で、社長の藤岡高広氏は、創立80周年を迎えられたことに対する感謝と、90周年、100周年への新たな飛躍に向けた決意、そして80周年を記念する今後の取り組みについて、以下の通り語った。
[社長挨拶(要旨)]
当社は1940年3月8日に、創業者・豊田喜一郎の「よきクルマは、よきハガネから。」の熱い想いのもとに設立されました。
創立80周年という記念すべき節目の年を迎えられたことに対し、これまで当社を支えていただいた全ての皆様に心より感謝申し上げます。
自動車業界の大転換期を迎えている今、取り巻く環境はますます厳しくなっておりますが、先人たちの高い志を伝承し、ビジョン「Company of Choice Globally(世界中で選ばれる会社)」を実現していけるよう、「Aichi Way」の愚直な実践により、「持続可能な地球環境への貢献」、「事業の変革で豊かな社会を創造」、「従業員の幸せと会社の発展」に取り組んでまいります。
[創立80周年を記念する取り組み]
①労使協調宣言調印式/モニュメント制作
「労使相互信頼でいかなる困難も乗り越え、『笑顔あふれる会社』を全員で目指す」ための「労使協調宣言」をし、調印式を行った。今後、宣言を刻んだステンレス鋼製モニュメントも制作される予定。
②ステークホルダーへ感謝を表す取り組み
全てのステークホルダーへの感謝と、全社の結束力を高めるため、創立80周年記念ロゴの策定を始めとして、地域への記念品寄贈や、社員家族向け工場見学、社用バスのラッピング塗装などを行っていく。
③「ブランドスローガン」の策定
「素材でモノづくりの可能性を広げる」という想いを込め、新たにスローガンを策定した。
創立100周年へ、そしてその先へ新たな一歩を踏み出し、モノづくりのまんなかを、社会のまんなかを支えていきます。