愛知製鋼は9月24日、ドイツのハンブルグで開催される「第27回ITS世界会議ハンブルグ2021」に、超高感度磁気センサ“MIセンサ”を用いた自動運転支援技術「磁気マーカシステム(GMPS)」を出展すると発表した。
GMPSは、これまでも高架下やトンネル、BRTなどの専用道路、遮蔽物の多い空港制限区域など、GNSSやLiDARなどの電波が届きにくい場所における実証実験に採用され、その高い信頼性を評価されている。また2020年には、磁気マーカが道路法上の道路附属物に位置づけられ、社会実装に向けて大きく前進した。
直近では、トラック後続車無人隊列走行や、空港制限区域内におけるレベル4相当の自動運転、BRTにおける時速60kmでの走行および位置特定・正着制御などの実証実験でその効果を発揮するなど、物流や地方公共交通などにおける社会課題解決へと着実に歩みを進めている。
今回、「安全・安心」な自動運転を支援するGMPSを、実証データや映像展示などを用いてわかりやすく展示し、来場者との積極的なコミュニケーションを図ることで、更なる応用展開を目指すとしている。
■出展概要
1.会期:2021年10月11日(月)~15日(金)
2.会場:The Hamburg Messe and Hamburg Congress Center
3.会議テーマ:”Experience Future Mobility Now”
4.参考(ITS Japan 公式ページ):https://www.its-jp.org/katsudou2014/tabid_100/hamburg_2021/
5.参考(GMPS特設サイト):https://www.aichi-steel.co.jp/smart/mi/gmps/