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2024年4月12日【イベント】

AGC、インテル社から2024年の優秀サプライヤアワード

坂上 賢治

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AGCは4月12日、インテル社から2024年度「EPIC Distinguished Supplier Award」を獲得した。同賞はインテルが、技術の卓越性、パートナーシップ、インクルージョン、継続的な品質改善への取り組み等の全ての評価基準が、インテル社の要求を上回るパフォーマンスであったことを評価したもの。

 

より具体的には、インテル社の要求水準を上回る高い目標を達成し、通年のパフォーマンス評価で80%以上のスコアを獲得する必要があるとしている。加えて事前に策定された改善計画に対しても80%以上のスコアを達成し、卓越した品質とビジネス体制を提供することが求められる。

 

インテルによると、同社の数千社にのぼるインテル社のサプライヤーの中で、このEPICサプライヤープログラムへの参加資格を有する企業は数百社のみとしている。

またEPIC Distinguished Supplier Awardはサプライヤーに贈られる2番目に高い栄誉であり、2024年度における受賞企業は、インテル社のサプライチェーン全体で29社となっている。

 

インテル社のチーフ・グローバル・オペレーションズ・オフィサーのケイヴァン・エスファージニ氏は、「AGCは、2024年度 EPIC Distinguished Supplier Awardを受賞した29社のうちの1社であり、インテルの信頼できるサプライチェーンの中でも際立った存在です。たゆまぬ改善努力により、同社は常にインテルの期待を上回るレベルのパフォーマンスを達成し、エコシステム全体の模範となっています」と述べた。

 

なおAGCブランドから、インテルへ提供可能と考えられる製品群は、合成石英(半導体プロセス用の高純度・高品質・高機能ガラス)、人工水晶(偏光光学素子、回折光学素子、プリズム材料)、炭化ケイ素 SiC(高純度・高強度・低熱膨張のセラミックス)、CMPスラリー(CMPプロセスに対応したスラリー+研磨ソリューション)。

 

半導体パッケージ用ガラス基板(実装用ガラス基板)、微細孔付きガラス基板(薄板ガラス基板の微細孔形成製品)、陽極接合用ガラス基板(SWガラス基板)などと多彩だが、先の〝米・CES2024〟に於けるAGCの技術展示では、「ポリマー光導波管(Poymer Optical Waveguide)」、「ガラス光導波管(Glass Optical Waveguide)」、「微細孔付きガラスサブ基板(Through Glass Vias)」が特に注目を集めていた。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。