AGCは6月24日、中央研究所(横浜市神奈川区)と旧京浜工場(同市鶴見区)を統合した新研究開発拠点である「AGC横浜テクニカルセンター(横浜市鶴見区)」のオープニングセレモニーを実施した。
AGCでは、「社内外にシームレス&融合・反応・協創の場」をコンセプトに、2018年4月から新研究棟の建設に着手し、昨年11月には社内外の協創を加速させる場として、協創空間「AO(アオ/AGC OPEN SQUARE)」を開所した。そしてこの6月、中央研究所と旧京浜工場に分散していた研究開発拠点の統合を完了し、AGC横浜テクニカルセンター(横浜市鶴見区)として、新研究開発体制をスタートさせる。
これに伴い、6月24日、林文子横浜市長、大久保達也東京大学理事・副学長などの来賓を迎え、オープニングセレモニーを実施。その開会挨拶で、AGCグループの平井CEOは、以下のように述べている。
「開港以来、常に新たな文化を積極的に受け入れ発展し続けるこの地にちなんで『横浜』の地名をいただき、AGC横浜テクニカルセンターとしました。開発拠点の進出も相次ぐ『横浜』で、社内外の技術を融合しながら最先端技術の開発に取り組み、日本のものづくりの更なる発展に貢献していきます」。
AGCは、経営方針「AGC plus 2.0」の下、社内外の協創を通じ、顧客満足度の高い、新たな価値をプラスした製品やソリューションを提供できるよう、技術革新を進めていくとしている。
[AGC横浜テクニカルセンター概要]
– 拠点名:AGC横浜テクニカルセンター
– 所在地:神奈川県横浜市鶴見区末広町一丁目1番地
– 代表者:井上 滋邦
– 従業員数:約1,500名
– 主な事業内容:
研究開発および車載ディスプレイ用カバーガラス、建築用板ガラスの製造。
<新研究開発棟概要>
新研究棟内には、社内専用エリア(SECURITY ZONE)に加え、顧客やアカデミア、ベンチャー企業などの社外パートナーとの協創を加速する場として、協創空間「AO(アオ/AGC OPEN SQUARE)」を設置。詳細情報についてはAOサイト<https://www.agc.com/innovation/ao/index.html>にて確認することができる。