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2020年12月17日【アフター市場】

パイオニア製品、オートバックスの運転見守りサービスに採用

NEXT MOBILITY編集部

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くるまないと見守りサービスイメージ

 

 

パイオニアは、同社の先進安全運転支援システム「Intelligent Pilot(インテリジェントパイロット)」と通信ドライブレコーダーが、オートバックスセブン(以下「オートバックス」)の高齢者向け運転見守りサービス「くるまないと」、社用車・公用車向けの「くるまないと for Biz」の追加サービスおよび対応デバイスとして採用されたと、2020年12月17日に発表した。

 

パイオニアの「Intelligent Pilot」と通信ドライブレコーダーに加え、プレミア・エイドの緊急通報サービスも新たに採用されたオートバックスの「くるまないと」「くるまないと for Biz」は、2020年12月17日よりオートバックスドットコムにて先行予約が開始されている。

 

安全運転支援システムイメージ

 

近年、高齢運転者による交通事故が社会問題となっており、運転免許更新時の高齢者講習の制度変更や、運転免許の自主返納など対策が取られている。その一方で、家族と離れ、公共交通機関が整っていない地域に在住の高齢者にとって、クルマは食料品の購入や通院など生活に欠かせない移動手段である。

 

今回、オートバックスの運転見守りサービス「くるまないと」「くるまないと for Biz」にパイオニアの先進安全運転支援システム「Intelligent Pilot」と通信ドライブレコーダーが採用されることで、衝撃を検知した際の映像記録や危険挙動時の運転者への警告、専用アプリケーションによる運転診断や詳細データを可視化できるようになった。

 

緊急時にはプレミア・エイドのコールセンターより、位置情報(GPS情報)と事故映像を確認し、直接運転者に電話を行い、状況に応じて救急車の要請などを行う。また、家族や企業の管理者には緊急通知を配信する。

 

 

■「くるまないと」「くるまないと for Biz」の3つのポイント

(1)「くるまないと」アプリの基本機能に加え、安全運転支援システム「Intelligent Pilot」と通信ドライブレコーダーの採用により、事故や危険を予測し、運転手が置かれた状況に合わせた注意喚起や警告を行う。

(2)「くるまないと for Biz」は、複数車両のグループ化による効率化や、車両の整備状況(タイヤ、オイル交換時期、車検時期)を一元管理できる。

(3)専用コールセンターの利用により、位置情報(GPS情報)と事故映像を確認し、救急車の要請が可能。

 

 

■オートバックスの運転見守りサービス「くるまないと」について

社会の課題やさまざまな生活シーンにおける安心・安全面での貢献を目指す独自ブランド“WEAR+i (ウェア アイ)”から展開している、通信デバイスを用いた運転見守りサービス「くるまないと」。センサーを内蔵した機器をクルマに取り付けることで、そのクルマの位置情報や移動情報をご家族に提供。高齢者向けを主としたサービス「くるまないと」と、社用車・公用車向け「くるまないとfor Biz」を展開している。

 

 

■オートバックスの「くるまないと for Biz」について

運転見守りに車両管理機能を付加した社用車・公用車向けのサービス。複数の車両を持つ民間企業や自治体が、「くるまないと」の機能に加えて複数車両をグループ化して効率的に管理できます。その他にも、車両の整備状況(タイヤ、オイル交換時期、車検時期)を一元管理でき、車両の予約や実績報告機能も搭載。

 

 

■パイオニアの先進安全運転支援システム「Intelligent Pilot」について

独自のデジタル地図データと長年収集したプローブデータを活用し、事故多発地点、ヒヤリハットにつながる急減速多発地点などのプローブデータ、天候、運転傾向などから統合的に事故や危険を予測。個々の車両が現在置かれている状況に合わせて注意喚起や警告をする先進的な運転支援システム。

Intelligent Pilotイメージ

 

 

■プレミア・エイドの緊急通報サービスについて

プレミア・エイドの運営する専用コールセンターではドライブレコーダー端末が衝撃を検知すると位置情報(GPS情報)と事故映像を確認し、ドライブレコーダー端末を通じて、運転者と通話する。必要に応じて事故発生エリアを管轄している消防に通報し、救急車の要請などを行う。

※ 緊急通報サービス利用については別途料金が発生する。

コールセンターイメージ

 

 

■ドライブレコーダー商品内容

 

1.【1カメラモデル】TMX-DM04-B

– 発売日:2020年12月下旬

– 価格:本体価格36,900円(税抜)

– 仕様:LTE/3G、200万画素、フルHD、Gセンサー、GPS

– 販売:オートバックスドットコム

 

2. 【2カメラ(前方・室内)モデル】TMX-DM03A-B(くるまないと for Bizのみ対応)

 

– 発売日:2020年12月下旬

– 価格:本体価格64,800円(税抜)

– 仕様:LTE/3G、200万画素、フルHD、Gセンサー、GPS

– 販売:専用ホームページより問い合わせ

 

※別途月額サービス利用料がかかる。

 

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。