アーサー・ディ・リトル・ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役:原田 裕介、以下「ADL」)は11月25日、BOLDLY(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:佐治 友基、以下「BOLDLY」)との間で、自動運転の社会実装を目的とした戦略提携の覚書を締結したことを発表した。
MaaS(Mobility as a Service)の登場や自動運転技術の進化など、モビリティを取り巻く環境は変革の局面を迎えている。このトレンドは、移動のあり方を変えるのみならず、人々の暮らしや都市の姿をも含む社会システムレベルの影響をもたらすものであり、産業界においても既存の業界構造やビジネスモデルにとらわれない新たな挑戦が進みつつある。ADLは、これまで注力してきたモビリティ分野の戦略立案、エコシステム形成の取組に加え、実行フェーズへ移行しつつあるモビリティビジネスの持続的発展に向け、社会実装に係る豊富な経験・ネットワークを有する「ADLモビリティラボ」を設立し、PoCや事業化推進上の課題解決に、より一層応えることができる体制を整え、モビリティを起点とした社会的なイノベーションへの貢献を図ってきた。
ADL、BOLDLYは、戦略提携の覚書の締結によって、最先端の本格的自動運転のケースから得られる知見を体系化・類型化し、横展開・利用可能なノウハウとして社会や関係省庁に提示していく活動を推進し、日本における自動運転の社会実装の加速を目指している。
今後、BOLDLYとADLの両者が持つ知見・ネットワークを活用し、モビリティに関わる多様なプレーヤーと協業しながら、モビリティ産業の変革の加速に向けた取り組みを進めていくという。