アダップ社の最新型金属積層造形装置 FormUp 350
ミシュランは8月6日、合弁企業のAddUp(アダップ)が、パウダーベッド式金属積層造形装置FormUp 350 (フォームアップ350)の最新機を発表したと発表した。
この製品は、アダップ独自のモジュール式で金属3Dプリンティングの拡張性の高い設計コンセプトは変えず、今まで以上に生産性、再現性、安全性を高め、高品質な金属積層造形の技術を提供するという。価格はオープンで、日本における展開は既に開始している。
またアダップは2021年6月1日付で、航空機関連の製造オートメーション設備機械などを取り扱う富士インダストリーズおよび日本ミシュランタイヤの3社間協業に関する覚書を結んでいる。
この契約に基づき、富士インダストリーズはアダップの金属積層造形装置の国内正規販売元となり、アダップの国内展開を加速。また、ミシュランは日本におけるアダップの技術サポートを担い、技術営業サポートおよびデモパーツ造形から、装置の組立・試運転を通じて、アフターサービスまでを支援する。
軽量化と剛性を両立した航空機用部品(奥:長さ225 mm、手前:45 mm)