大同特殊鋼知多工場(愛知県東海市)の小型圧延工場は、1963年3月の稼働開始以来57年5ヵ月を経て、7月29日に累計圧延量3,000万トンを達成した。
なお工場では、累計圧延量1,000万トンを1989年8月に、2,000万トンを2005年7月に達成している。
小型圧延工場は、主に自動車や産業機械等に使用される棒鋼を製造しており、圧延可能範囲内であれば0.1mm単位で圧延サイズの自由な設定が可能。また、高い寸法精度(±0.1mm)や、多サイクル圧延(ひとつの製品サイズを圧延する機会を月間に最大4回確保)などの技術を駆使した高品質な製品を供給してきた。