神戸製鋼所は11月15日、前日朝に加古川製鉄所で発生した火災についての概要を公表した。
発表によると、火災は、14日の8時20分頃に、原料ヤード内のベルトコンベアで発生。10時34分、消防により鎮火された。
被害に関しては、負傷者などの人的被害はなく、原料を運搬するベルトコンベアの一部設備が損傷(復旧時期は現時点で未定)したが、鋼材生産への大きな影響はないと云う。また、製品の出荷については、状況を確認次第、顧客に速やかに報告するとのこと。
神戸製鋼所は、今回の出火原因の究明と再発防止策を徹底すると共に、地域の住民との共生に努めていくとしている。
[製鉄所火災の概要]
1.発生場所
加古川製鉄所(兵庫県加古川市金沢町1) 原料ヤード内(ベルトコンベア)
2.発生経緯
11月14日(日)8:20頃に火災が発生。消防、警察、他関係機関へ連絡し、同日10:34に公設消防による鎮火宣言を確認。
3.被害状況
・火災による負傷者などの人的被害はなし。
・設備の被害は、原料を運搬するベルトコンベアの一部が損傷。損傷した設備の復旧時期は現時点で未定。
4.生産・業績への影響
・火災による鋼材生産への大きな影響はなし。
・業績に与える影響は精査中。状況の変化があれば、速やかに告知する。
5.製品の出荷について
・状況を確認次第、速やかに報告する。