ヤナセのグループ会社、ヤナセオートシステムズが昨年4月に新設した幅広い年代の旧車を修復・復元する「ヤナセ・クラシックカーセンター」が、車保管用カバーの「カーカプセル(CarCapsule)」の販売を開始する。
カーカプセルは、車をベースマットに載せてファンを取り付け、ジッパーを閉めてプラグを差し込むとバブル状態に膨らみ、ちりやほこり、腐食、カビ臭、害虫から保護し、品質を維持。クラシックカー愛好家やプレミアムカーオーナーのニーズから、アメリカで設計された。
カーカプセルには、雨や雪、強風などの悪天候にも対応する「アウトドアカーカプセル」や、ケースの上部にLEDライトを取り付けてライトアップしながら保管する「ショーケース」、オートバイを保管する「バイクカプセル」もラインナップされている。
ヤナセグループは、今後も、長年培ってきた経験や、保管してきた技術文献、クラシックカーに精通した国内外の取引先などのノウハウ・部品調達力を活用し、日本におけるクラシックカーを楽しむ文化の醸成を目指すとしている。
[カーカプセルの特徴]
1. 循環システム:カプセル内の空気を定期的に循環。温度を保ちながら車内の凝縮した水分を除去。
2. 保護性能:外部の偶発的なダメージや、さまざまな外敵から保護。
3. 耐汚染性:ベースマットは、オイル、ガソリン、不凍液による影響がない耐カビ、耐擦り傷、耐燃焼性の素材を使用。
4. 省エネ設計:AC12V 電源を使用。電気代は、インドア用は約500円/月、アウトドア用は約900 円/月。
[主なラインアップ]
<商品名、全長×全幅×全高(㎝)、価格(税抜き)>
– インドアカーカプセル16、487×198×172、97,000円
– インドアカーカプセル18、548×198×172、102,000円
– アウトドアカーカプセル16、487×198×172、115,000円
– アウトドアカーカプセル18、548×198×172、120,000円
– ショーケース16、500×278×195、353,000円
– インドアバイクカプセル8、240× 80×170、77,000円
■ヤナセ・クラシックカーセンター:https://yanase-classic.com/