ユビ電は7月27日、WeCharge電気自動車充電サービスにおいて、多摩美術大学の八王子キャンパスにWeCharge充電設備を設置し、職場におけるワークプレイスチャージング「おしごと充電」を2021年7月に開始したことを発表した。
多摩美術大学八王子キャンパスには、WeCharge対応の電気自動車用コンセント3基が設置され、キャンパス内に入場を許可されている大学関係者はいつでもWeCharge充電設備を利用可能となった。
WeCharge電気自動車充電サービスは、いつでもどこでも「じぶんの電気」を自由に使える電力環境の構築を目指し、クルマが長時間駐車する自宅マンションでの「おうち充電」や、宿泊施設や商業施設など訪問先での「おそと充電」の拡充に取り組んでいる。今回、職場でのワークプレイスチャージング「おしごと充電」をラインアップに加え、全国の職域における充電環境の整備にも注力する。
■WeCharge「おしごと充電」のメリット
– 雇用者・従業員のメリット
・仕事中に電気自動車を充電することができる。3kW普通充電で9時間「おしごと充電」することで、約180km走行分の充電が可能。
・WeChargeでは、走行距離やライフスタイルに合わせて、アプリから充電料金プランや充電時間を選択することが可能。
・駐車中に充電できるため、通勤・帰宅時に急速充電スタンドに立ち寄る必要がなくなる。
– 施設・事業者のメリット
・WeChargeでは、電気自動車の充電に使われた電力量相当やCO2排出削減目安量をウェブ管理画面で確認することが可能。
・WeChargeでは、充電に使われた電気代相当を回収することが可能で、従業員駐車場における充電の受益者負担が実現する。
・SDGs(持続可能な開発目標)の 12.8(持続可能なライフスタイル)、13.1(CO2削減)の達成に貢献する。
・サプライチェーン排出量 Scope3、Category 7「雇用者の通勤」において、従業員が通勤する際の移動に伴う排出を削減する。
・省エネ法規制対象事業者は、従業員の通勤車両、来訪車両等の充電に掛かるエネルギー使用量は届出における算入対象外となる。