トライアンフモーターサイクルズ日本が、平成29年12月15日、国土交通大臣に対して、リコールを届出た。
リコールの対象車は、「スピードトリプルS」、「スピードトリプルR」の2車種、対象台数は、計103台(※)。
リコールの概要
[届出者の氏名又は名称]
トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社 代表取締役 野田一夫
[不具合の部位(部品名)]
電気装置 (レギュレーター配線)
[基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因]
電気装置において、レギュレーター配線の配索が不適切なため、当該配線がレギュレーターブラケットと接触しているものがある。そのため、走行振動等により被覆が損傷し、そのままの状態で使用を続けると、配線が短絡し、電源が断たれ、最悪の場合、走行中にエンジンが停止し、再始動できなくなるおそれがある。
[不具合件数]
0件
[事故の有無]
無し
[発見の動機]
メーカーからの情報による。
[改善措置の内容]
全車両、レギュレーター配線を新品に交換し、当該配線の配索を変更する。
[対象車種]
計2車種・1型式
●リコール対象車・通称名
「スピードトリプルS」、「スピードトリプルR」
[自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置]
・使用者:ダイレクトメール及び販売店から電話にて通知する。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関紙に掲載する。
・対策実施車両:対策実施済車には、ステアリングステム部に外-2573 のステッカーを貼付する。
[リコール対象車の製造期間(製造期間の全体の範囲)]
平成 28 年 1 月 5 日~平成 29 年 5 月 22 日
[リコール対象車の台数]
計103台
(備考)
※リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれる場合がある。
リコール対象車の形式等、詳しい情報について
リコール届出一覧表(国土交通省 PDF):
http://www.mlit.go.jp/common/001214408.pdf
改善箇所説明図(国土交通省 PDF):