トヨタ自動車が、平成30年1月17日、国土交通大臣に対して、リコールを届出た。
リコールの対象車は、「IS250」、「IS250C」、「IS350」、「IS350C」、「IS F」、対象台数は、計565台(※)。
リコールの概要
[届出者の氏名又は名称]
トヨタ自動車株式会社 取締役社長 豊田 章男
[不具合の部位(部品名)]
エアバッグ装置(インフレータ)
[基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因]
助手席用二段展開制御式エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがある。このため、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがある。
[不具合件数]
0件
[事故の有無]
無し
[発見の動機]
仕入先からの情報による。
[改善措置の内容]
全車両、予防的措置として当該インフレータを他社代替品と交換する。
[対象車種]
計5車種・4型式
●リコール対象車・通称名
「IS250」、「IS250C」、「IS350」、「IS350C」、「IS F」
[自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置]
・使用者:ダイレクトメール等で通知する。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
・対策実施車両:改善実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアストライカー付近に NO.4173 のステッカーを貼付する。
[リコール対象車の製造期間(製造期間の全体の範囲)]
平成 25 年 1 月 7 日~平成 25 年 12 月 25 日
[リコール対象車の台数]
計565台
(備考)
※リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれる場合がある。
リコール対象車の形式等、詳しい情報について
リコール届出一覧表(国土交通省 PDF):
http://www.mlit.go.jp/common/001217741.pdf
改善箇所説明図(国土交通省 PDF):