トヨタ自動車は10月3日、小型バス「コースター」および「コースタービッグバン」の燃費補償と重量税補償を開始すると発表した。
この件は、昨年3月、日野自動車が開発・製造した平成28年排出ガス規制(ポスト・ポスト新長期規制)対象エンジン「N04C(尿素SCRシステム搭載)」を搭載するトヨタの小型バス「コースター」に於いて、実際の燃費性能が諸元値に満たないことが判明し、後日、日野自動車で燃費試験が不正な方法で行われたことが認定された事案への対応となる(対象車両は約3,000台)。
以上に加え、トヨタでは、車検証差替えに伴って重量税が変更となる車型に関し、旧重量税との差額を補償する(対象車両は約600台)。また、旧重量税として納付済の重量税に関しても、本来支払うべき税金の不足分を、日野から国に追納する予定だと云う。
なお、対象車両の所有者には、ダイレクトメールやホームページ等で案内があるとのこと。
[燃費補償・重量税補償について]
– 対象車種:コースター、コースタービッグバン
– 台数:燃費補償対象 約3,000台/重量税補償対象 約600台
– 生産期間:2019年7月~2022年1月
– 生産工場:岐阜車体工業(株)
※上記期間に生産された車両の仕様や条件により、補償受け取りの対象が異なるため、詳しくは「コースター燃費補償ならびに重量税補償開始について 」にて確認すること。
[問い合わせ先]
■燃費補償窓口
フリーダイヤル:0120-685-235
受付時間:月~金 9:00~12:00、13:00~17:00
(GW・夏季・年末年始等の弊社休日と祝祭日を除く)
■重量税補償窓口
フリーダイヤル:0120-060-663
受付時間:月~金 8:30~17:30
(祝祭日を除く)