東京アールアンドデーのグループ会社である日本ハイドロシステム工業は11月16日、ヨシムラジャパンとスポンサー契約を結び、同社が立ち上げた2021年世界耐久ロードレース選手権参戦チーム「ヨシムラSERT Motul」のSUZUKI GSX-R1000R向けに、最新の樹脂AM(3D積層造形)技術を駆使して製作したブレーキレバーガードの供給を開始すると発表した。
ヨシムラは、2019-2020年シリーズにドミニク・メリアン前監督からダミアン・ソルニエ新監督にバトンタッチされた新生SERTチームと連携し、「ヨシムラ SERT Motul」として新シーズン2021年より世界耐久ロードレース選手権にフル参戦する。
ヨシムラにとって欧州開催の世界耐久の直接参戦は、1978年の第1回鈴鹿8耐優勝後に行われたボルドール24時間耐久以来。シリーズ戦としては初のチャレンジとなる。