NEXT MOBILITY

MENU

2024年7月2日【アフター市場】

東京海上日動火災保険、ちょいのり保険LINE窓口新設

坂上 賢治

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

東京海上日動火災保険は7月2日、「ちょいのり保険(1日自動車保険)」専用LINE公式アカウントを新設。そこから簡単に、ちょいのり保険に申し込めるようにした。当該アカウントは、従来のWebサイトからのお申込みよりも簡便になることに加え、予てより要望されていた「車両補償ありプラン」への即日加入等も可能になった。

 

1.背景
「ちょいのり保険」は、マイカーを持たない対象者が、家族や友人等の車両を借りて運転する場合、 1日単位で加入できる自動車保険で、無保険運転事故の防止や運転機会の創出を想定して開発された。

 

2012年1月の発売以来、「ちょいのり保険」の申込み件数は今年3月末時点で累計約 1,360万件になっている。一方で、申込み手続きの利便性向上や「車両補償ありプラン」への簡便な加入が求められていた。そこで同社はLINE 公式アカウントを新設。多くの対象者が日常的に利用できる環境を整えた。

 

2.ちょいのり保険専用 LINE 公式アカウントの概要
今年7月2日より「ちょいのり保険」専用のLINE 公式アカウントの提供を開始。ここでは「ちょいのり保険」の利用お申込みの他、加入履歴や1日自動車保険の無事故割引率の確認等が可能になっている。その他の特徴は下表の通り。

 

<ちょいのり保険専用 LINE 公式アカウントの主な特徴>

 

スムーズなお申込み:従来の Web サイトからのお申込みとは異なり、「事前登録」と「利用お申込み」手続きを一本化し、画面遷移のステップも大幅に減らすことで、スムーズな申込みを可能とした。

 

「車両補償ありプラン」への申込日当日加入が可能:両保険補償ありプランへの即日加入が可能になっている。
従来のWebサイトからの申込みでは、事前登録を完了した日から7日以内は車両補償のない「シンプルプラン」しか選択できなかったが、車の損傷有無の回答や事前撮影をした写真を登録することで、加入できるようになった。

 

自動車新規取得時に利用可能な無事故割引率の表示:アカウントのトーク画面からワンタップで 1 日自動車保険無事故割引の割引率を確認できると共に、割引率がアップするまでに必要なご利用日数等を確認できる。

 

3.今後について
今後は、利用シーンが増えるシーズンにLINE 公式アカウントからのメッセージ配信を行っていく。アカウントを通じて多くの利用者に向けて「ちょいのり保険」を案内し、無保険運転の防止に貢献すると共に、社会に安心・安全を提供していくと述べている。

CLOSE

坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。