EV向け充電サービス「Terra Charge(テラチャージ)」を展開するTerra Chargeは12月1日より、「びわ湖大津プリンスホテル(滋賀県大津市におの浜4-7-7、総支配人:松本伸夫)」へ6kW出力の普通充電器10口を設置。これを介した充電サービスの提供を開始した。
さて今回、テラチャージが同ホテルに充電設備を提供した背景には、近年、EVの普及と共にEV充電インフラに係る消費者欲求が急加速している事実がある。
それを受けて経済産業省は、EV充電器の設置目標を2030年までに30万口(現在4万口)とするなど全国規模で充電環境の整備を求めている。実際、公共施設に於ける充電環境の不足は深刻だ。なかでも長距離走行後の目的地で、かつ滞在時間が長いホテルでのEV充電ニーズは極めて高く、来たる2030年の設置数の目安は、全国で「10~15万口」が必要とされている。
そうしたなか今回、充電サービスを開始した〝びわ湖大津プリンスホテル〟は、京都駅から施設最寄りの大津駅までJRで2駅・10分。滋賀・京都の観光拠点として最適な全室レイクビューのホテルだ。高層38階・529の客室と国内最大級でコンベンションホール「淡海」も擁し、風景と調和したその様は大津のシンボルともいえるもの。
そんな同拠点が、西武プリンスホテルズ&リゾーツのプリンスホテルブランドで、初めてテラチャージを導入し、EV利用顧客へのサービス体制を拡充する。
設置協力したテラチャージは、施設の初期/維持・運用費用が無料となるサービス体制を実現。充電器が日本製で部品欠品リスクが少ないこと、課金決済と管理の機能があること、24時間365日対応のコールセンターがあることなどの特長があり、運用やアフターメンテナンスに於いても安心できるサービス体制を敷いている。
また先の通り今回、設置した充電器は普通充電器となり、一般的に考えるとEVを満充電するには充填したい分のバッテリー容量を6kWで割っただけの時間が掛かる。しかし長時間滞在が見込めるホテル施設であれば顧客の充電ニーズを満たすことができるとものと考えられる。
サービス提供を開始した充電器などの詳細は以下の通り
施設名:びわ湖大津プリンスホテル
所在地:滋賀県大津市におの浜4-7-7
URL:https://www.princehotels.co.jp/otsu/
充電器仕様:普通充電器(6kW)10口
サービス提供開始:2024年12月1日
利用料金:1時間あたり500円(税込)
設置されたEV充電「テラチャージ」は、モバイルアプリから利用できる電気自動車(EV)向けの充電サービス。無料アプリから簡単に3分で利用登録ができ、充電スポット検索・充電器のご利用・充電料金の決済が可能。24時間365日対応のコールセンターも完備させ、EVユーザーにとって安心のサービス体制を敷く。
テラチャージアプリ
App Store:https://apps.apple.com/us/app/terra-charge/id1639315162
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.terramotors.terracharge
よくある質問
https://terracharge4.zendesk.com/hc/ja
Terra Charge 株式会社
本社所在地:東京都港区芝浦1-1-1 浜松町ビルディング12階
代表者:代表取締役社長 徳重徹
設立:2010年 4月
URL:https://terra-charge.co.jp/