自動車関連用品販売のTCL(ティーシーエル)は、ドライブレコーダー“スマートレコ”の新モデル「WHSR-610」を12月15日より全国のカーディーラー・電装店・インターネットにて販売すると、12月10日発表した。
『スマートレコ』は、同社がディーラーとしての経験を生かし企画、2011年1月より製造・販売しているドライブレコーダーシリーズ。
駐車中も動きや振動を検知して録画する駐車監視モードや、後方も同時に録画できる後方カメラ、日時と位置情報を正確に記録するGPS、衝撃を感知するGセンサーといった様々な機能を搭載する。
輸入車インポーター純正オプションにも採用され、輸入車・国産車ディーラーを中心に販売。発売開始より累計20万台以上を販売している(2020年12月現在)。
【スマートレコ WHSR-610のコンセプト】
ドライブレコーダーが普及するにつれて多くの製品が発売されているが、ドライブレコーダーを使用するうえで重要な「SDカード寿命」「データのセキュリティ」に関する機能は大きくは進化していない。スマートレコ WHSR-610では以下の機能を搭載し、より確実に記録する性能を高めた。
・SDカード寿命表示
ドライブレコーダーの映像を記録するSDカードは重要な機能を担っている。しかしSDカードには寿命があり、劣化に伴い正常な記録ができなくなる。スマートレコWHSR-610ではSDカード寿命表示が可能になり、SDカードの劣化を数値で確認できる。また、交換推奨値に達したときに通知を行うことで、未然に録画不良を防ぐ。
・メモリキーパー
実際の事故では、衝突をドライブレコーダーが検知しきれず常時録画になってしまい、上書きされてしまう事例が起こっている。メモリキーパーは重要なファイルが上書きされないようにする。操作は再生画面の鍵マークをタッチするだけの簡単操作。運転中に事故と判断されたイベント録画ファイルは通知され、そのままメモリキーパーに指定することが可能。(GPS受信時のみ)
・ファイル暗号化
録画されるファイルを暗号化し、4桁の暗号を知っている人のみ再生可能にする。カーシェア・家族・会社等で車を共用する時のプライバシーを保護できる。
■スマートレコ WHSR-610
(1) 本体 ¥29,900(税抜:取付工賃別)
(2) 本体+GPSモジュール ¥34,900(税抜:取付工賃別)
(3) 本体+GPSモジュール+後方カメラ ¥49,800(税抜:取付工賃別)
カラーセレクト(全10種類) ¥3,500(税抜:注文時に指定)
https://www.whitehouse.co.jp/smartreco/product/product_610/