自動車電装品メーカーのTCIは5月24日、ドライブレコーダーと無線バックカメラがセットになったワイヤレスバックカメラシステム「SPOT CAMERA(スポットカメラ)」の発売を4月26日より開始したと発表した。
同製品は、国土交通省が2021年4月1日に発表した、後退時車両直後確認装置(バックカメラ等で後方確認ができる装備)の装着を義務化する方針に対応するものとなる。後部カメラ装着義務化については、2021年6月に道路運送車両法等の改正案を国会に提出のうえ保安基準等が改正されたのち、新型車は2022年5月以降、継続生産車は2024年5月以降に義務化される予定となっている。
TCIでは、こうした後部カメラ装着義務化への流れを受け、すでに市中を走行している自動車や商用車等にも簡単に装着できるバックカメラ商品「SPOT CAMERA」を開発し、本年4月から発売を開始した。
同製品の取り付けは3分で完了し、商品が届いたらすぐに使い始めることができる。大きな衝撃にも耐えられる強力なマグネット形式になっており、かつワイヤレスなので鉄ならどこでもワンタッチで取り付けが可能だという。ワイヤレスにこだわって開発したことで、ユーザー自身の取り付けの手間、費用が大幅に削減しているとのことだ。
■商品概要
商品名 :ドライブレコーダー機能搭載 ワイヤレスバックモニターセット
発売日 :2021年4月26日(月)
参考販売価格:88,000円(税別)
セット内容 :WMBC-0001(専用カメラ)、WMBM-0001(専用モニター)