電脳交通は4月27日、同社のクラウド型タクシー配車システム「電脳交通®」と、モバイル・コマース・ソリューション(以下「MCS」)の配車注文支援ツール「タクシーダッシュボタン®」のシステム連携を開始すると発表した。
今回のシステム連携により、タクシーダッシュボタン®からの配車リクエストが電脳交通の配車システム上にダイレクトに取り込まれ、オペレーターや自動配車機能によるシステム上での配車指示が可能となった。タクシー事業者は、コスト負担と業務負荷を最小限に押さえた形で、近隣の生活者・施設向けに「ボタン一つでタクシーが呼べる」サービスを提供することができる。
今春、全国に先駆けて保有車両数500台を超える大手タクシー事業者で同連携の運用が開始されている。今後はLINEなども含めた様々な顧客接点との接続を両社で模索していくという。