スズキが、平成30年3月8日、国土交通大臣に対して、リコールを届出た。
リコールの対象車は、スズキ 「ソリオ」、「スイフト」、三菱「デリカD:2」の3車種、対象台数は、計11,520台(※)。
リコールの概要
[届出者の氏名又は名称]
スズキ株式会社 代表取締役社長 鈴木 俊宏
[不具合の部位(部品名)]
動力伝達装置(機械式自動変速機コントローラ)
[基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因]
ハイブリッド車の機械式自動変速機において、コントローラの制御プログラムが不適切なため、走行中に制御と異なるギヤに噛み合うことがある。そのため、警告灯が点灯するとともにフェールセーフが働き、クラッチを切断して、駆動力が伝わらなくなり、走行不能となるおそれがある。
[不具合件数]
10件
[事故の有無]
無
[発見の動機]
市場からの情報による。
[改善措置の内容]
全車両、機械式自動変速機制御コントローラの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。
[対象車種]
計3車種・3型式
●リコール対象車・通称名
スズキ 「ソリオ」、「スイフト」、三菱「デリカD:2」
[自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置]
・使用者:ダイレクトメールまたは電話等で通知する。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
・対策実施車両:改善実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアストライカー付近にNo.4214 のステッカーを貼付する。
[リコール対象車の製造期間(製造期間の全体の範囲)]
平成 27 年 12 月 1 日~平成 29 年 11 月 9 日
[リコール対象車の台数]
計11,520台
(備考)
※リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれる場合がある。
リコール対象車の形式等、詳しい情報について
リコール届出一覧表(国土交通省 PDF):
http://www.mlit.go.jp/common/001224543.pdf
改善箇所説明図(国土交通省 PDF):