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2021年4月22日【アフター市場】

GWの旅行について調査、7割が「旅行しない」。ナイル調べ

NEXT MOBILITY編集部

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ナイルは4月22日、全国の男女1,199人を対象に実施した「ゴールデンウィークの旅行について調査」の調査結果を発表した。

 

【調査サマリー】
・旅行しない人は7割強
・旅行しない理由の約6割がコロナが理由
・コロナを理由に自動車移動にした人も多数

 

今回の調査により、ゴールデンウィークに旅行をする予定の人は、「コロナの感染予防を意識して旅行先や交通手段を選び、旅行先でも何らかの感染予防を考えている」ということが判明した。

 

交通手段では自家用車の使用を予定している人が多く、引き続きコロナ禍での車の需要が増えていることとの関連もうかがえる結果となった。

 

【調査概要】
– 調査対象:全国の男女1,199人
– 調査方法:インターネット調査
– 調査期間:2021年4月2日~4月14日
– 調査内容:Q1:ゴールデンウィークはどこかに旅行しますか?/Q2:(Q1で「旅行しない」と回答した方)旅行しない理由は何ですか?/Q3:(Q1で「旅行する」と回答した方)旅行先はお住いの都道府県内、外、どちらですか?/Q4:(Q1で「旅行する」と回答した方)そのメインとなる交通手段は何ですか?/Q5:(Q4で「自家用車」と回答した方)なぜ自家用車にしたのですか?/Q6:(Q1で「旅行する」と回答した方)旅行のコロナ対策は何ですか?
– 調査における定義:「ゴールデンウィーク」とは、5月1日(土)~5月5日(水)の5連休。また、「旅行」とは、おもに観光・慰安などの目的で、住む土地を離れて一時ほかの土地に行くことをいう。

 

【調査結果詳細】

Q1:ゴールデンウィークはどこかに旅行しますか
「旅行しない」:71.8%(861人)
「旅行する」:28.2%(338人)

 

 

 

Q2:旅行しない理由は何ですか?
「コロナ感染リスクがあるから」:58.2%
「休みがないから」:14.5%
「普段から出かけないから」:11.8%
「金銭的余裕がないから」:6.2%
「その他」:9.3%

 

 

Q1で「旅行しない」と回答した人にその理由を聞いたところ、58.2%は「コロナが収束していないから」「人ごみは避けたい」などのコロナ感染リスクを理由にしたものであった。また、「その他」の9.3%には、「介護・妊娠・病気など健康上の理由」「職業柄(医療)難しい」「体を休めたい」などの回答があった。

 

 

Q3:旅行先はお住いの都道府県内、外、どちらですか?
「お住いの都道府県内」:53.2%
「お住いの都道府県外」:46.8%

 

 

Q4:そのメインとなる交通手段は何ですか?
「自家用車」:54.1%
「電車」:22.1%
「飛行機」:12.2%
「バス」:4.0%
「その他」:7.6%

 

 

 

 

Q5:なぜ自家用車にしたのですか?
「コロナ対策のため」:53.6%
「楽・便利だから」:35.9%
「経済的だから」:3.3%
「その他」:7.2%

 

 

Q4で旅行でのメインとなる交通手段として「自家用車」を選んだ人に、なぜ自家用車を選んだのか聞いたところ、「三密をさけるため」「人との接触を防ぐため」「公共交通機関よりも安心」など、「コロナ対策のため」という理由が過半数という結果になった。また、「楽・便利だから」の35.9%には、「移動が便利だし、時間の融通がきく」「自由度が高いから」という回答があり、「その他」の4.1%には、「運転が好き」「旅している感覚を味わえる」などの回答があった。

 

 

Q6:旅行のコロナ対策は何ですか?
「マスクを着用する」:30.1%
「人ごみを避ける」:27.6%
「消毒・手洗い・うがいをする」:24.8%
「外出を控える」:8.4%
「その他」:9.1% 

 

 

Q1で「旅行する」と回答した人に旅行でのコロナ対策を聞いたところ、「マスクの着用」を筆頭に「人ごみを避ける」「消毒・手洗い・うがいをする」など、何かしらの感染対策をして旅行を楽しむ人が多いということが判明した。また、「その他」には、「公共交通機関は使わない」「弁当を持参する」「旅行先、宿泊先などを決める段階でコロナ対策を徹底しているところを選ぶ」などの回答があった。

 

なお、2020年のシルバーウィークでの同様の調査では、「特に対策はしない」という回答も少なからず見受けられたが、今回の調査ではそのような回答は見られなかったのが特徴的であった。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。