ナビタイムジャパンは7月29日、カーナビアプリ『カーナビタイム』にて、最高速度30km/hの規制区域「ゾーン30」エリアの地図表示に対応。あわせて、エリア進入時の音声発話や、「ゾーン30」を回避したルート検索も提供開始した。
「ゾーン30」は、生活道路における歩行者等の安全な通行のために、最高速度30km/hの速度規制などがされているエリア。『カーナビタイム』は、地図上で、「ゾーン30」のエリアを緑色で表示し、可視化することで、ドライバーの「ゾーン30」の認知向上や、速度抑制を促す。
走行中に「ゾーン30」に進入した場合には、画面上へのアイコン表示と、「ここからゾーン30に入ります。ご注意ください。」と音声発話をし、ドライバーに注意を促す。速度超過をしてしまった場合にも、音声とアイコン表示で警告する。
また、「ゾーン30」を回避したルート検索も提供。ドライバーには、より運転しやすいルートを案内するとともに、「ゾーン30」エリア内の通行量の抑制にも貢献する。
なお、「ゾーン30」走行時の注意喚起と、「ゾーン30」を回避したルート検索は、2016年12月より、トラック専用カーナビアプリ『トラックカーナビ』でも提供している。今後は、『NAVITIMEドライブサポーター』でも、この機能を提供予定。また、「ゾーン30」以外にも歩行者や自転車の多い道路を避けたり、通行する場合には注意喚起できる機能も検討していくとしている。