横浜ゴムは11月30日、11月28日から29日に富士スピードウェイ(静岡県)で最終戦が開催された国内最高峰のツーリングカーレース「2020AUTOBACS SUPER GT」のGT300クラスにおいて、同社がADVANレーシングタイヤを供給する「リアライズ日産自動車大学校GT-R」が2位表彰台を獲得し、ドライバーランキングおよびチームランキング双方でシリーズチャンピオンを獲得したと発表した。
「リアライズ日産自動車大学校GT-R(藤波清斗選手/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手)」は第5戦、第7戦を優勝してランキングトップで迎えた最終戦となる第8戦で2位入賞を果たしポイントを追加。シーズンを通じて安定した成績を収め、ヨコハマタイヤ勢として3年ぶりにシリーズチャンピオンを奪還した。なお、今年のGT300クラスでは多くのチームがADVANレーシングタイヤを装着し、全8戦中4戦で優勝を達成した。
横浜ゴムは中期経営計画「グランドデザイン2020(GD2020)」の技術戦略において、モータースポーツ活動を重要な先行技術開発の場と位置付け、トップカテゴリーからグラスルーツカテゴリーまで国内外の多岐にわたるモータースポーツ競技に参戦している。2020年のスーパーGTにおいて、GT300では計20台、GT500では3台にタイヤを供給したほか、海外でも幅広いカテゴリーをサポートし、モータースポーツの普及に努めている。