スマートバリュー、丸紅および丸紅の完全子会社であるドルビックスコンサルティングは3月8日、2021年3月5日に業務提携契約を締結し、乗用車、商用車、建設機械、産業機械等の分野(以下、総称して「Mobility分野」)におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の総合的な支援サービスの提供を開始したと発表した。
近年、IoTやAIといったデジタル技術が急速に発展する中、企業が生産性・売上を拡大していくために自らを変革するDXが急務となっている。特に、Mobility分野においては、CASEの浸透により様々な移動用デバイスにデータが蓄積されることで、DXの源となるデータの収集が容易になり、それらを活用する動きが加速している。
こうした環境においては、企業のDXを支援するサービスの需要が更に高まっていくものとスマートバリューでは考え、今回の締結につながったという。
クラウドソリューション事業を主業とするスマートバリューは、これまで営業用車両向けの運行サービス「CiEMS」や、カーシェア事業者向けのプラットフォーム「Kuruma Base」等、様々なIoTサービスを提供してきた。同社では、スマートバリューが培ってきたMobility分野におけるIoTサービスの構築ノウハウとシステム実装機能に、丸紅とドルビックスコンサルティングが持つ最先端の技術情報をベースとした事業・IT戦略コンサルティングサービスを掛け合わせることで、Mobility分野の企業が目指すDXを戦略検討から開発、実装、運用まで一気通貫で支援し、企業価値向上に貢献する総合的DX支援サービスを提供していくとしている。
<総合的DX支援サービスの内容>