ソニー損害保険(以下、ソニー損保)は、11月5日から、自動車保険の事故対応サービスにおいて、日本語以外の18言語に対応する「外国語事故対応サービス」を開始した。
また、ロードサービスの手配や医療保険・火災保険の保険金請求手続などについても同様に、外国語での対応を可能とした。
近年、訪日する外国人観光客数は増加の一途をたどり(*1)、これに伴い、外国人が関係した交通事故件数も増加(*2)。
ソニー損保では、こうした状況を踏まえ、契約者の事故の相手が外国語での対応を希望するケースが今後増えていくことなどを予想。「外国語事故対応サービス」をはじめとする外国語通訳サービスを開始した。
「外国語事故対応サービス」では、外国語対応が必要な保険契約者に対し、委託する通訳会社を介し、同社担当者とのリアルタイムなコミュニケーションを図れるようにしたもの。日本語での対応と同等のサービスが受けられると云う。
[外国語事故対応サービス等について]
<サービスの概要>
外国語を話す事故の相手・ソニー損保の担当者・通訳会社のオペレーターの3者が電話回線に同時に接続。オペレーターを介して、事故の相手とソニー損保の担当者がリアルタイムにコミュニケーションを図る。
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<対象商品・サービス>
自動車保険の事故対応サービス以外のサービスや手続きについても、各サービスの提供時間において、外国語での対応を実施。
・自動車保険:事故対応サービス、ロードサービス
・医療保険:保険金請求手続
・火災保険:保険金請求手続、住まいの緊急かけつけサービス
<対応可能な外国語>
以下の18言語に対応(2019年10月現在)。
英語・中国語(北京語)・韓国語・タイ語・ベトナム語・インドネシア語・タガログ語・ネパール語・ポルトガル語・スペイン語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・ロシア語・マレー語・ミャンマー語・クメール語・モンゴル語。
*1)出典:日本政府観光局(JNTO)「訪日外客数・出国日本人数データ」<https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/visitor_trends/ >
*2)出典:内閣府ウェブサイト<https://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/h30kou_haku/gaiyo/topics/topic05.html>