ソニー損害保険(ソニー損保)は、他社の自動車保険証券(*1)の写真や画像を元に、ほぼ同じ条件での翌年の自動車保険の概算保険料を、その場でウェブサイトに表示する「写真でカンタン見積り」の提供を開始した。
「写真でカンタン見積り」は、テクノロジー活用による顧客サービス高度化の取組みの一環で、ソニーグループ会社の協力を得て開発。スマートフォンやタブレットのブラウザ上で動作する仕組みとし、専用アプリのダウンロードやメールアドレスの登録などを不要とすることで、気軽に利用できるようにした。
なお、写真見積り専用のアプリを利用せず、一般のブラウザ上で写真や画像のアップロードから保険料表示まで行うサービスの提供は、自動車保険では初めて(*2)。
また、概算保険料見積り後、そのまま詳細見積りをして申込みも可能。保険証券の写真や画像から読み取ったデータは、同社ウェブサイトの見積入力画面にプリセットされ、見積りに必要な操作を省略することができる。
ソニー損保は、今後も、納得感のある合理的な商品の開発、およびサービス品質の向上を図るとともに、フィンテックの活用による利便性向上への取組みも継続していくとしている。
[写真でカンタン見積りの利用方法]
① ソニー損保のウェブサイトで「写真でカンタン見積り」のボタンをタップ。
② 現契約期間中の保険会社と事故の有無を確認。
③ 契約中の自動車保険の保険証券(※)を、スマートフォンやタブレットのカメラで撮影、もしくは、撮影した写真画像をアップロード。
④ 保険証券の画像から読み取ることのできない情報など、4つの質問に回答(選択式)。
⑤ その場で、見積結果(概算保険料)表示。
※:同サービスは自動車保険の「保険証券」のみを対象に提供するもので、「保険証券」以外の書類には対応していない。
*1:サービス提供は、代理店系損害保険会社4社の自動車保険証券から開始。
*2:2019年2月15日までの各社の発表資料から、ソニー損保が調査。