損害保険ジャパン(以下「損保ジャパン」)は、2021年9月から、通信機能付きドライブレコーダーを活用した安全運転支援サービス「Driving!(ドライビング!)」のドライブレコーダー(以下「端末」)をパナソニックおよびパナソニック システムソリューションズ ジャパン(以下「パナソニック」)と共同開発した端末にリニューアルし、提供開始すると、6月30日発表した。
端末機能を活用した新たなサービスや専用スマホアプリを追加することで、より一層の安心・安全を提供するとともに利用者の体験価値向上を目指すとしている。
ドライブレコーダーは、2016年1月の軽井沢スキーバス事故を契機に業務用車両への装着義務化が進み、2017年6月の東名高速道路で発生したあおり運転事故により、一般車両への普及も急速に進んでいる。
損保ジャパンは、2018年に個人向け安全運転支援サービス「Driving!」の提供を開始して以来、事故のない社会の実現に向けて取り組んできた。サービス提供開始前後を比較すると、事故削減の効果があることも判明しており、「高齢ドライバーによる事故の増加」や「あおり運転」といった社会課題の解決に加え、ドライブレコーダーの映像を保険会社の事故対応に活用することで、事故解決における利用者の納得感の向上および事故解決の迅速化にも寄与している。
今回損保ジャパンとパナソニックの共同開発による「Driving!」のリニューアルにあたり、端末本体に音声通話機能、Wi-Fi通信機能を備えた新しいサービスを提供する。
万が一の際には、端末本体から直接、損保ジャパンのオペレーターとつながり、必要に応じてALSOKかけつけ安心サービスを手配するなど最適なサポートを提供する。また、日常の運転時には前方衝突警告などの4つの安全運転サポート機能を備え、運転後には充実したセルフメンテナンス機能でお客さまへのさらなる安心・安全の提供と、事故が起こらない社会づくりに貢献するとしている。
損害保険ジャパン株式会社「Driving!」
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