ソフトバンク コマース＆サービスは、ガラスなどの透明な素材に塗布することでプロジェクターの映像を投影できる塗料「S-Paint（エスペイント）」を、6月27日にSoftBank SELECTIONオンラインショップおよび、SoftBank SELECTION Yahoo!ショッピング店で発売する。

また、発売に合わせて、ソフトバンク仙台クリスロード（仙台市青葉区）でデモンストレーションを実施する。

「S-Paint」は、ガラスやアクリルなどの透明な素材に塗布することで、通常は透過してしまうプロジェクターの映像を投影できる塗料。

塗布することで半透明の被膜を作り出すもので、一般的なプロジェクター用のスクリーンとしては活用することが難しい、店頭エントランスのガラス扉や小売店のショーウインドーなどに、高精細な映像を投影できると云う。

また、イベントなどで一時的に「S-Paint」を使用した後で、不要になった場合、水で濡らしてフィルムのように塗料を剥がすことが可能。

コストや設営の時間を必要とするすりガラスや、プロジェクター用のスクリーンにはない、安価で手軽な使い勝手を実現するとしている。

「S-Paint」の容量は150mLで、塗布可能な面積は最大4.5平方メートル。16対9のアスペクト比であれば約128インチ、4対3のアスペクト比では約115インチの広さに塗布できるとのことだ。

主成分は、特殊アクリル樹脂と顔料で、ガラスやアクリルなどの素材に塗布が可能。販売価格は、「S-Paint」の他に塗布用ローラーやマスキングテープなどを同梱した「S-Paintセット」が1万6,800円、塗料単品の販売価格は1万5,800円（発売時期未定）となっている。

※価格は全て税抜き。

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