モビリティデータ企業のスマートドライブ(本社所在地:東京都千代田区、代表取締役:北川烈)は7月6日、マレーシアに現地法人SmartDrive Sdn Bhdを設立。当地での事業開始・サービスの提供開始を宣言した。(坂上 賢治)
同社は2013年10月の創業以来「移動の進化を後押しする」を事業ビジョンに据え、移動にまつわるビッグデータ収集を介して多彩なサービスを創造してきた。そんな同社は2019年11月にマレーシアのセランゴール州に現地オフィスを開設しており、これを足掛かりに現地法人SmartDrive Sdn Bhdを設立。新型コロナウィルス感染症の拡大による休止期間を経て、2020年6月から現地事業を開始した。
今後は現地の日系企業や政府とも連携し、現地の事情やニーズを見極めながら事業の拡大を図っていくという。既に同社サービスの「SmartDrive Cars」などの導入企業も出てきているという。
このSmartDrive Carsは、安全運転することでポイントが付与されクーポンと交換できるサービスとなっており、車での通勤時などに『混雑していないルートを通るとポイント付与』や『安全運転でクーポンを付与』を行うことにより、楽しみながら運転時の安全意識を向上させ、交通量の分散や事故の削減に寄与することを目指したサービスで、当地では福利厚生やモチベーションアップによる従業員の満足度向上を目的に導入を検討する顧客が増えているとしている。
スマートドライブでは「経済発展の目覚ましいマレーシア、そして東南アジアにおける、移動に関する課題(交通事故や交通渋滞)は、大きな社会課題となっており、今後の経済成長を阻害する要因として問題視されています。当社は、マレーシアでの事業拡大を足がかりに、東南アジアに広がる社会課題の解決への一助となるべく、モビリティに関わるサービスの開発・提供に今後も努めてまいります」と話している。
会社名 : 株式会社スマートドライブ
設立 : 2013年 10月
代表取締役 : 北川 烈
資本金 : 28億4,100万円(資本準備金等を含む)
所在地 : 〒100-0011 東京都千代田区内幸町1-1-6 NTT日比谷ビル5F
URL : https://smartdrive.co.jp/