新電元工業は2月2日、埼玉県朝霞市へ2台同時充電が可能な新型EV用急速充電器「SDQC2F60UT3210-M」を寄贈したと発表した。
寄贈したEV用急速充電器は、朝霞市公用車駐車場に設置されている。2月1日に朝霞市役所敷地内で行われた寄贈式は、富岡勝則朝霞市長をはじめ朝霞市役所関係者と、新電元工業からは鈴木吉憲代表取締役社長らが出席した。
2021年に製品化したユニバーサルデザインのSDQC2F60シリーズは、操作パネルの真下にスペースを設け、車椅子での接近や方向転換を容易に行えるほか、腕を大きく伸ばさず目線の近くで操作することができる形状となっている。また公共の駐車スペースでは、年齢や性別をはじめ多様な人が往来することを考慮し、急速充電器の形状は歩行者の衝突やケーブル落下によるケガ防止に配慮した安全なデザインを取り入れている。