みんなのタクシーは12月7日、2020年3月30日に発表済みのJVCケンウッドによるタクシー向け次世代IoT配車システム「CABmee(キャブミー)」と連携。これを介して2020年12月7日より、松田合同自動車の同システム搭載19両が〝S.RIDE®〟によるサービスを開始したと発表した。なおサービス開始当初は、メーター運賃サービスのみの提供となる見込み。
みんなのタクシーは、都内タクシー事業者、及びソニーグループの合弁企業。株主である都内タクシー事業者が保有するタクシー車両は現在都内最大規模の1万台を超えている。タクシー配車アプリの名称“S.RIDE”には、Simple、Smart、Speedyな乗車体験を提供する新たなタクシー利用体験を象徴。ワンスライドすることで、東京最大級のタクシーネットワークから一番近いタクシーを呼び出すことができるタクシー配車サービスだとしている。タクシー配車アプリ“S.RIDE”にて事前登録できるクレジットカードやApple Payでの支払いにより、乗務員とお客様の接触を避けられるキャッシュレス決済が完了する。
松田合同自動車は1940年に創業し、小田急線新松田駅を起点に地域の皆様の足として、また、西丹沢・箱根山へ登山される方の足として幅広く利用されてきたタクシー会社。人工衛星を利用した配車と、ナンバーディスプレイを利用したお客様登録システムの導入により迅速な配車を心がけている。最先端のサービス導入を進めつつ「人にやさしいタクシー」を目指し歩み続けている。
みんなのタクシーは、東京都で更なる拡大をしていくと共に、東京近郊、及び全国に順次拡大。全国のタクシー事業者がみんなのタクシーの提供するサービスを利用できる環境を引き続き整備していくと共に、安心・安全・快適な移動体験の提供を通じて、豊かな社会につながるモビリティサービスを追求していくとしている。
【みんなのタクシー株式会社】
*“S.RIDE”(エスライド)はみんなのタクシー株式会社の登録商標。
*“CABmee”は株式会社JVCケンウッドの登録商標。