タイムズ24は4月27日、神奈川県住宅供給公社(以下「公社」)が所有する賃貸住宅の駐車場において、4月28日より、予約制駐車場「タイムズのB」の提供を開始すると発表した。
「タイムズのB」は、空いている土地スペースを有効活用したい人と、外出先などで確実にクルマをとめたいドライバーの人をマッチングする予約専用駐車場サービス。同社によると、個人宅や企業が保有する空きスペースなどを、費用負担なく手軽に収益化できることや、利用予約から決済まで全てWEBで完結する手軽さから、2016年8月のサービス開始以来、駐車場の登録数を増やしており、多くの人が利用している。
公社では、住民の高齢化に伴いクルマを手放す人が増加傾向にあり、賃貸住宅に付帯する駐車場の利用が減少していることから、空き駐車場の活用が課題となっている。
一方で、神奈川県内の海岸沿いには釣りやレジャーの人気スポットが複数あるが、周辺の駐車場が不足しており、駐車場を探すためのうろつき走行による交通渋滞や路上駐車など地域の交通問題が発生している。
これらの課題と問題に対して、公社が所有する111物件のうち海岸沿いの物件から「タイムズのB」の導入を開始し、誰でも利用可能な駐車場とすることで、空き駐車場の有効活用と同時に駐車場不足に起因する地域の問題解決につなげていくねらい。
まずは3物件で順次サービスを開始し、順次他の公社所有の賃貸住宅への導入を進める予定としている。
【「タイムズのB」導入駐車場】
・大里町賃貸駐車場:横浜市中区本牧大里町27
・コンセ-ル小田原東町賃貸駐車場:小田原市東町1-20
・コンセール小田原中町賃貸駐車場:小田原市中町3-10-25