Repro(リプロ)は、オートバックスセブンが運営する「オートバックス公式アプリ」へのASO(App Store Optimization、アプリストア最適化)支援を開始したと、2020年12月16日発表した。
Reproは、CE(カスタマーエンゲージメント)プラットフォームとして、世界66か国7,300以上の導入実績を持っている。
オートバックス公式アプリは、2020年10月のリニューアルでオイル交換、車検、タイヤ交換などの作業予約に特化したサービスとして生まれ変わった。
これまで、電話予約が中心だったことで店舗が混雑し、電話が受けられないことでの機会損失、また来店者の長時間による順番待ちなどが課題となっていた。
ウェブ・アプリによって事前予約が簡単にできるようになったことで、店舗の混雑緩和し、待ち時間短縮、オペレーションコストの削減に貢献し、利用者が増加しているとしている。
Appleの調査によれば、アプリダウンロードの際にアプリストアの検索機能を利用しているユーザーは全体の70%に及び、うち65%が検索後に直接アプリをダウンロードしていることがわかっている。*1
*1:https://searchads.apple.com/jp/
また、ダウンロード後の利用継続率を見ると、オーガニックユーザーは非オーガニックユーザーと比較して25%高いという調査結果も出ていること、IDFA取得オプトイン化によるリエンゲージメント広告の効果が減少することを考えると、流入経路の柱となるアプリストア最適化の重要性は増していく。*2
*2:https://infogram.com/retention-2019-1h7g6k18qmd04oy
SEOと比較をすると、まだ歴史の浅いASOは、知見や運用経験が豊富な人材が市場で少ないうえ、多岐にわたる業務を持つマーケターの限られたリソースの中、日々変動のあるアプリストアを最適な状態に維持、改善していくことは大きな負担となる。
Reproは、カスタマーエンゲージメントプラットフォーム「Repro」を主軸サービスとし、ウェブ・アプリの関連領域におけるマーケティング支援を幅広く行っており、ASOにおいても国内外で豊富な運用実績と成果を有している。
今回のASO支援では、アプリリニューアルにより利便性が向上した「オートバックス公式アプリ」の魅力をアプリストアで最大限に引き出し、アプリダウンロード数増加およびユーザーとの中長期的な関係構築に貢献していくとしている。
オートバックスセブンの担当者は次のようにコメントしている。
「SEOの知見はあったものの、ASOに関する知見は社内で不足していました。他社のマーケターに相談をしたところ、Reproのことを聞きお問い合わせさせていただきました。説明がわかりやすく、また実施後すぐに効果を実感することができています。今後はASO対策はもちろん、ユーザーのリテンションなども相談させていただきたいと考えております。」