国際自動車は12月1日、公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団が主催する「2021年度エコドライブ活動コンクール」にて、タクシー事業者としては初めて、事業部門の最高賞である、国土交通大臣賞を受賞したと発表した。
「エコドライブ活動コンクール」は2011年から開催され、優れた取組みを行っている事業者を表彰し、その内容を紹介することで、更なるエコドライブの普及を図ることを目的としたコンクール。
国際自動車は、2014年からエコドライブ活動を推進し、今回以下の取組みが評価されたとしている。
・【エコドライブ3つの指標(おっと・優しい運転・燃費管理)】を掲げ、乗務員一人ひとりの運転行動を収集分析し、急のつく運転を減らしている。また乗務日報に使用した燃料量を個人で記入させ、システムで管理することで、燃費を意識した優しい運転ができるよう図っている。
・毎月全営業所にて、ホスピタリティの向上を目的とした、エコドライブと事故防止の集合研修を行っている。また、プロのタクシードライバーとしての対応をまとめたオリジナル教本「HOSPITALITY BOOK」を作成し、その中でエコドライブについても取り上げている。
・2012年に日本初となる「カーボンオフセットタクシー乗り場」を伊勢丹新宿店のkmタクシー専用乗り場に開設。また2017年には、タクシー需要を乗務員に知らせるアプリを開発し、リーフレットには、環境負荷の低い新素材LIMEX(ライメックス)を採用した。今後はタクシーAI需要予測システムや電気自動車の導入を推進し、さまざまな角度から、エコ活動へ積極的な取組みを行っていくとしている。