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2024年8月23日【MaaS】

パワーXら3社、時間貸駐車場で急速充電体験サービス

坂上 賢治

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設置されたパワーエックス製蓄電池型超急速EV充電器

 

パワーエックス×パーク24×タイムズ24が連携実証

 

パワーエックス、パーク24、タイムズ24は、8月26日から時間貸駐車場での超急速EV充電の体験サービス提供に係る実証実験を開始する。

 

この実証実験は、タイムズ24が管理・運営する「タイムズJCHO大阪病院」に、パワーエックスの蓄電池型超急速EV充電器「Hypercharger」を設置し、EV充電サービスを提供するもの。

 

充電事業者と駐車場運営会社の3社が連携し、時間貸駐車場に設置した充電器の稼働等のデータを収集、分析することで、より利便性の高いEV充電サービスの構築に役立てることを目的としている。

 

【実証実験概要】
実施期間:2024年8月26日(月)〜2026年3月31日(火)
利用料金:「Try! PowerX」キャンペーンにより当面の間、無料
※キャンペーン終了後は従量課金制となる
実施駐車場:タイムズJCHO大阪病院(大阪府大阪市福島区福島4-2)
利用時間:24時間
充電器出力:最大150 kW(10分間ブーストモード)、その後連続出力最大120kW
利用方法:PowerXアプリで希望日時の充電予約を作成の上、ご利用下さい
Webサイト:https://power-x.jp/app
※利用料金などの充電サービスの詳細は、『PowerXアプリ』で告知する

 

以降は、今回の実証実験によって得られる充電器の稼働状況などのデータを、これまでに蓄積した充電サービスのノウハウと組み合わせ、充電サービスの利便性向上と充電ステーション展開に役立てると共に、今後のEV普及に向けた充電インフラの環境整備・拡大に取組んでいくと話している。

 

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パワーエックスについて
会社名:株式会社パワーエックス (PowerX, Inc.)
設立:2021 年 3 月 22 日
代表:取締役 代表執行役社長 CEO 伊藤 正裕
所在地:東京都港区赤坂 9-7-1 ミッドタウンタワー43 階
事業内容:大型蓄電池の製造・販売、EV チャージステーションのサービス展開、電気運搬船 の開発・製
造、及び再生可能エネルギー等の電力供給
URL:http://power-x.jp/

 

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パーク24について
会社名:パーク24株式会社
設立:1971年8月26日
代表:代表取締役社長 西川 光一
所在地:東京都品川区西五反田 2 丁目 20 番 4 号
事業内容:パーク24グループ統括・経営企画/管理
URL:https://www.park24.co.jp/

 

パワーエックスは、岡山県玉野市の自社工場で、蓄電池を搭載した国内最速クラスを謳う超急速EV充電器を製造・提供。これまでに自動車販売店やタクシー事業者など、法人向けに60台以上を納入してきたという。同社は自社で充電ステーションの開発・運営にも取組んでおり、「PowerXアプリ」を通じて既に全国の17のステーションでの予約利用も提供している。

 

タイムズ24について
会社名:タイムズ24株式会社
設立:1971年8月26日
代表:代表取締役社長 西川 光一
所在地:東京都品川区西五反田 2 丁目 20 番 4 号

事業内容:駐車場事業
 ・時間貸駐車場の運営・管理
 ・駐車場の管理受託
 ・月極駐車場の運営
 ・予約制駐車場の運営
URL:http://www.times24.co.jp/

 

パーク24およびタイムズ24は、1998年から、時間貸駐車場「タイムズパーキング」に於いて駐車時にEVの充電ができる「パーク&チャージ」サービスを展開するなどしている。現在では、特性の異なるエリアで利用データを収集したり、中速充電器を活用した目的地充電のニーズを検証したりするなど、時間貸駐車場における充電サービスのさらなる利便性向上に取組んでいると述べている。

 

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。