パイオニアは、 業務用車両向けのクラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」の機能を拡充し、11月下旬(予定)から提供を開始する。
「ビークルアシスト」は、2015年6月に提供を開始した、カーナビゲーションやドライブレコーダーなど、業務用車載端末を通信回線でサーバーと接続して、車両の動態管理や危険運転の通知・分析など、運行管理・支援を行うサービス。
今回、その機能を拡充し、管理者が作成したルートをそのままカーナビに送信できる業界初(※)となる「指定ルートコース機能」や、「通知エリア機能」「バック速度超過警告」の機能を追加、11月下旬から提供を始める。
※カーナビゲーションシステム専用端末を使用したクラウド型運行管理サービスとして(2018年10月4日現在、パイオニア調べ)
[主な拡充内容]
① 管理者が作成したルートをそのままカーナビに送信できる「指定ルートコース機能」
事前に許可されたルートを外れてはならない大型車両や特殊車両、セキュリティを考慮する必要がある現金輸送車などのルートの指定が可能。指定したルートを外れた際にはドライバーへ警告するとともに、管理者にもメールで通知されるため、状況をリアルタイムに把握して対応できる。
また、新人ドライバーへの参考ルートの指示や、進入方向が決まっている目的地へのルート指示などへの活用もできる。
② 設定したエリアへの車両の出入りを検知・通知する「通知エリア機能(ジオフェンス機能)」
管理者があらかじめ設定したエリアに対する車両の出入りを検知し、管理者やドライバーに通知。大規模な商業施設・工場・倉庫などへの出入りや、業務担当エリアからの離脱を把握するなど幅広い車両管理用途に活用できる。
また、ニーズに合わせて、設定エリアの形状や範囲、通知条件などの変更も可能。
③「バック速度超過警告」による安全運転対策
従来の危険挙動警告(急加速・急減速・急ハンドル・速度超過)に加え、バック時の速度超過も検知して警告するとともに、管理者にメールで通知。業務中の事故発生件数が多いとされるバック事故への対策に活用できる。
※各機能は、端末の種類とパッケージサービスの組合せにより、一部制限あり。
[問い合わせ先]
業務TEL用カーソリューションコンタクトセンター
・電話:0120-337-018(無料)
・ビークルアシストに関する問い合わせフォーム:https://pioneer-carsolution.lmsg.jp/form/11614/6pfuzzdu
■(パイオニア)ビークルアシストについて:http://pioneer-carsolution.jp/cloud/