プジョー・シトロエン・ジャポンが、平成30年3月16日、国土交通大臣に対して、リコールを届出た。
リコールの対象車は、プジョー「308」、シトロエン「C4ピカソ」の2車種、対象台数は、計732台(※)。
リコールの概要
[届出者の氏名又は名称]
プジョー・シトロエン・ジャポン株式会社 代表取締役 クリストフ プレヴォ
[不具合の部位(部品名)]
緩衝装置(ロアアームボルト)
[基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因]
フロントサスペンションとロアアームを取り付けているボルトにおいて、ボルトの強度が不足しているため、当該ボルトが折損し、異音が発生するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、ロアアームが外れ、かじ取り操作ができなくなるおそれがある。
[不具合件数]
0件
[事故の有無]
0件
[発見の動機]
本国からの情報による。
[改善措置の内容]
全車両、ボルトを対策品に交換する。
[対象車種]
計2車種・4型式
●リコール対象車・通称名
プジョー「308」、シトロエン「C4ピカソ」
[自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置]
・使用者:電話・ダイレクトメールにて通知する。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌へ掲載する。
・対策実施車両:対策済車両には、運転者席側ドア開口部のドアロックストライカー付近に外-2614のステッカーを貼付する。
[リコール対象車の輸入期間(輸入期間の全体の範囲)]
平成27年2月2日~平成27年5月25日
[リコール対象車の台数]
計732台
(備考)
※本件は、平成27年10月29日付け届出番号「外-2206」にてリコール届出を行ったものであるが、調査の結果、対象範囲外の車両にも同様の不具合が発生するおそれがあることが判明したため、対象台数を拡大してリコールを実施するものである。
※リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれる場合がある。
リコール対象車の形式等、詳しい情報について
リコール届出一覧表(国土交通省 PDF):
http://www.mlit.go.jp/common/001225220.pdf
改善箇所説明図(国土交通省 PDF):