akippaは2月17日、FC岐阜を運営する岐阜フットボールクラブと提携したことを発表した。
FC岐阜のホームスタジアムである岐阜メモリアルセンター長良川競技場周辺の予約制駐車場開拓を両社で行うことで、3月12日に開幕する2022シーズンに向け、試合観戦に向かうサポーターの駐車場不足や交通混雑の解消に努める。また、駐車場探しに伴ううろつき運転を減らし、排出ガス削減にもつなげカーポンニュートラルへの貢献を目指すとしている。
FC岐阜は岐阜県内全市町村をホームタウンとするサッカーチーム。スタジアムを満員にし、岐阜で一番のスポーツエンターテインメント空間を創出することをミッションの1つに掲げている。
そのホームスタジアムである「岐阜メモリアルセンター長良川競技場」には試合開催時に多くのサポーターが足を運ぶ。スタジアムには駐車場があるが、最寄りの駅からバスで約20分ほどの距離が離れているため車でのアクセス需要が高いことや、テニスコートや野球場などその他のスポーツ施設も併設されていることから、現地の駐車場不足や周辺での駐車場探しによる交通混雑が発生しているのが現状だった。
そのため、FC岐阜は来場者に向けて周辺のコインパーキングの情報提供をするなど、アクセス改善に努めているが、駐車場の事前予約はできないため、周知された駐車場に車が集中し混雑する状況が生じており、チームの課題となっていた。
akippaはこれまで20ものスポーツチームと提携実績があり、各チームと協力しアクセス問題解決に努めている。また全国に常時3万件以上の駐車場を貸し出している。岐阜メモリアルセンター長良川競技場周辺にもakippaで貸し出されている駐車場があり、現地に向かう人々に活用されている。
今回、FC岐阜と提携し岐阜メモリアルセンター長良川競技場周辺の駐車場開拓を本格的に開始することが決定した。周辺にakippa駐車場を増やすことで、サポーターは試合観戦の際にスタジアムの駐車場に加えて「周辺の予約制駐車場」の利用が可能となり、駐車場不足はもちろん、道路の混雑緩和が見込めるという。
さらに同社は、排出ガスの削減につなげることで、カーポンニュートラルへの貢献はもちろん、将来的には脱炭素化社会の一歩につなげたいとしている。