Parkopediaは2月18日、日本法人としてパーコペディアジャパンを東京都港区に設立したことを発表した。
今回の設立は、TOYOTA、HONDA、MAZDA、SUBARU等の日本の主要OEMブランドがすでに世界各地でParkopediaと提携していることから、Parkopediaの日本におけるオートモーティブ事業の継続的な成長を促進するものだとしている。
日本では全国1,000以上の市区町村をカバーするParkopediaの駐車場サービスをApple Maps、メルセデス・ベンツ、フォルクスワーゲングループのドライバーがすでに利用している。同サービスは、2018年にApple Mapsへ初期導入された後、2019年からはメルセデス・ベンツ、フォルクスワーゲングループの特定の車両に連携され、静的および動的な駐車場データを提供している。
日本での事業開始は、アジアの顧客とドライバーに対するParkopediaのコミットメントをさらに強化するもの。日本支社はヨーロッパ、アメリカ、中国を含むParkopediaのグローバル事業拠点に加わり、2021年には主要市場へのエンドツーエンドの製品ポートフォリオの展開を目指す。
日本進出の一環として、Parkopediaは石橋知彦氏をパーコペディアジャパンの日本法人代表コマーシャルディレクターに任命することを発表した。石橋は地図業界で位置情報サービス企業やライドシェアリングサービス企業との取り組み等の幅広い経験があり、シリコンバレーでテクノロジー業界のプロジェクト経験がある。石橋はParkopediaの日本事業をリードし、COOであるHans Puvogelにレポートするとしている。
Parkopedia Japanは、シームレスでプレミアムな駐車場体験を求めるドライバーの需要の高まりに対応するため、日本向けの駐車場データ収集チームを社内に導入した。日本市場で前例のないレベルのデータ品質と精度を提供することを目的としている。
今回の発表について、ParkopediaのファウンダーでありCEOであるEugene Tsyrklevichは次のようにコメントしている。「日本で事業を立ち上げることができたことを嬉しく思うと同時に、事業を拡大していく中で石橋氏をParkopediaに迎え入れることができたことを嬉しく思います。世界最大の自動車ブランドと顧客基盤を持つ日本こそが実績のあるグローバルテクノロジーリーダーとして、この業界の最前線に立つべきだと信じています。私たちの野心は世界中のすべてのお客様とドライバーに最高のサービスを提供し続けることであり、今回の発表は私たちの経験と製品の品質と相まって日本市場の目標に近づくことになるでしょう。」
■Parkopedia
英国ロンドンに本社を置く世界有数の駐車場サービスプロバイダー。
https://business.parkopedia.com/home
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