パーク24は、2018年1月22日(月)から、東日本高速道路が実施する「ETC多目的利用サービスの拡大」に向けた、ネットワーク型ETC技術を活用した試行運用に参画する。
これに伴い、2017年12月1日(金)から、試行運用の参加モニターを募集する。
2013年6月14日に閣議決定された『世界最先端IT国家創造宣言について』の中において示された「駐車場等、高速道路以外の施設でもETC等のITS技術が利用可能とする環境を整備し、利便性の向上を図る」という方針に基づき、国土交通省の指導の下、東日本高速道路は「ETC多目的利用サービスの利用拡大」に向けて検討を進めてきた。
その結果、セキュリティが確保された安全なシステム運用の目途がついてきたことから、技術面・運用面の検証のため、ネットワーク型ETC技術を活用した試行運用を駐車場で行うにあたり、同社は駐車場の運用管理事業者として参画することとなった。
[試行運用概要]
・場所:日比谷駐車場(東京都千代田区日比谷公園1-2)
・期間:2018年1月22日(月)~2018年2月28日(水)(予定)
・対象:モニター 50名(予定)
[モニター募集用件]
・タイムズクラブ会員で、有効なE-NEXCO PassイオンカードまたはE-NEXCO PassニコスカードによるETCカードを所有する者
※タイムズクラブ:入会金・年会費無料の会員制ポイントプログラム。タイムズ駐車場等、パーク24グループサービスの利用等でポイントがたまる他、会員限定サービス等を提供。
・有効なETC機器が搭載されている普通自家用乗用車でご参加可能な者
・アンケートにご協力可能な者
・試行運用モニター利用規約、個人情報等の利用に同意できる者
[モニター申込方法]
・募集期間:2017年12月1日(金)~2018年1月19日(金)
・申込み受付サイト: http://www.driveplaza.com/network-etc/
※先着50名 ※モニター選定まで1週間程度を要する。参加決定の通知は改めて連絡。
[モニター特典]
・試行運用期間中、4回まで無料で駐車場が利用できる。
(制限回数を超えると、モニター終了となる。※日をまたいでの利用の場合、24時迄で1回、24時以降で1回のカウントとなる)
パーク24では、2003年にはタイムズ駐車場においてDSRC(狭域通信システムDedicated Short Range Communications)を活用した決済実験を実施。また、ETC車載器IDの民間開放をうけ、2007年に長堀駐車場(大阪市中央区)においてETC車載器を利用した決済サービスを本格導入した他、現在では桜橋駐車場(大阪市北区)でもETC決済が可能。
同社が大阪で実施しているサービスの利用にあたっては、ETC車載器管理番号等の事前登録が必須となるが、本試行の実用段階においてはETC車載器管理番号の事前登録は不要となる見込みであり、駐車場の利便性がより高まるものと思われるとのことだ。