パナソニック社内カンパニーのオートモーティブ社は、リヤビューカメラの「CY-RC100KD」を7月上旬から発売する。希望小売価格は、オープン。
CY-RC100KDでは、HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のイメージセンサを採用。画像の明るさをリアルタイムで補正し、白飛び・黒つぶれを抑制、視認性を高めている。
[新製品の特長]
1. HDR+広視野角化で見やすさを実現
・HDR(ハイダイナミックレンジ)対応イメージセンサを採用
HDR対応により、強い光のある場所や暗い場所で発生する白飛び・黒つぶれを抑制し、視認性の向上を実現した。
・広視野角化を実現
従来モデル(CY-RC90KD)の画角水平145°/垂直112°から、水平146°/垂直114°へ視野角を拡大した。
2. 取り付け作業性を向上
・ケーブル配線の作業性を向上
ケーブル部にあった電源回路をカメラ本体に内蔵。突起部を無くすことで、配線の作業性を向上させた。
・コネクタ接続の作業性を向上
カメラ本体側と電源ケーブル側を接続する中継コネクタの位置をカメラ本体近くに変更。カメラ本体と電源ケーブルの配線作業が別々に行えるため、バックドア付近でのコネクタ接続を可能とした。
3.その他特長
・IP68(※)準拠の防塵・防水性
IEC(国際電気標準会議)が定めた防塵・防水基準の上位等級に準拠したカメラボディを開発した。
※IP68は、製品への粉塵の侵入がなく、断続的に水没しても内部に水が入らない完全密閉構造。
・幅広い製品との接続が可能
一般的なRCA出力のピン端子を採用し、映像入力端子が付いているカーナビゲーション(AV一体機タイプ/PNDタイプ)や各種モニターなど幅広い製品との接続が可能。
[リヤビューカメラ概要]
– 品名:リヤビューカメラ
– 品番:CY-RC100KD
– 希望小売価格:オープン価格
– 発売日:2019年7月上旬
– 月産台数:10,000台
[仕様一覧]
– 品番:CY-RC100KD
– 出力映像:広角鏡像(後方確認用)
– 使用電源:DC12 Vマイナスアース
– 消費電力:約0.96 W(約70 mA)
– 映像素子:1/3.7型カラーCMOS素子
– 有効画素数:約31万画素(HDR対応)
– レンズ:広角固定焦点f=1.164 mm F値2.0
– 画角:水平146° 垂直114°
– S/N比:40dB以上(推奨照度にて)
– 水平解像度:400TV本以上(中心部)
– 照度範囲:約1lx ~ 100,000lx
– 映像出力:NTSCVBS1.0Vp-p75Ω
– 外形寸法:幅23mm×高さ23mm×奥行き23mm(背面突起部除く)コード長さ0.5 m
– 質量:約35g(コードを含む)
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