パナソニックは6月1日 、同社製のクリーンテクノロジー「ナノイー X」が、トヨタ自動車が開発、販売するタクシー専用車「JPN TAXI(ジャパンタクシー)」に搭載されたと発表した。
「ナノイー」は、空気中の水に高電圧を加えることで生成される、様々な物質に作用しやすいOHラジカル(高反応成分)を含んだナノサイズの次世代健康イオン。今回搭載される「ナノイー X」は、「ナノイー」と比較して約10倍となる約4兆8千億個のOHラジカルを含有し、脱臭や菌・アレル物質の抑制など、多様な効果のあることが確認されているとのことだ。
パナソニックでは、今回JPN TAXIの運転席および助手席のエアコン吹き出し口に「ナノイー X」発生装置が搭載されたことにより、快適で清潔な車室空間の実現に貢献するとしている。
◾️脱臭効果検証
・ 約6畳(約23 立方メートル)の空間において、約12分後、下記の効果を検証済み。(但し、実使用空間での計測結果ではない)
【試験機関】パナソニック(株)プロダクト解析センター
【試験方法】試験室(約6畳(約23 立方メートル))の空間において6段階臭気強度表示法により検証
【脱臭の方法】「ナノイー」を放出
【対象】付着したタバコ臭
【試験結果】12分で臭気強度2.4低減
◾️菌抑制効果検証
・約6畳(約23 立方メートル)の空間において、約4時間後、下記の効果を検証済み。(但し、実使用空間での計測結果ではない)
【試験機関】一般財団法人 北里環境科学センター
【試験方法】試験室(約6畳(約23 立方メートル))の空間において菌を浮遊させ空気中の菌数を測定
【抑制の方法】「ナノイー」を放出
【対象】浮遊した菌
【試験した菌の種類】1種類
【試験結果】4時間で99%以上抑制 北生発24_0301_1号
◾️アレル物質抑制効果
・約6畳(約23 立方メートル)の空間において、約24時間後、下記の効果を検証済み。(但し、実使用空間での計測結果ではない)
【試験機関】パナソニック株式会社 プロダクト解析センター
【試験方法】試験室(約6畳(約23 立方メートル))の空間において布に付着させたアレル物質をELISA法で測定
【抑制の方法】「ナノイー」を放出
【対象】アレル物質
【試験結果】24時間で99%以上抑制 4AA33-151001-F01