トヨタ自動車が、平成30年1月31日、国土交通大臣に対して、リコールを届出た。
リコールの対象車は、トヨタ「アルファード」、「ヴェルファイア」、「プリウス」 、「シエンタ」、「ノア」、「ヴォクシー」、「エスクァイア」、「プロボックス」、「サクシード」、レクサス「NX200t」、「NX300h」、「RX200t」、「RX450h」の13車種、対象台数は、計91,210台(※)。
リコールの概要
[届出者の氏名又は名称]
トヨタ自動車株式会社 取締役社長 豊田 章男
[不具合の部位(部品名)]
電気装置(エアバッグセンサ)
[基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因]
エアバッグ制御システムにおいて、①加速度センサまたは②圧力センサ内ICチップの製造条件が不適切なため、IC内部で断線することがある。そのため、エアバッグ警告灯が点灯し、エアバッグが正常に作動できないおそれがある。
[不具合件数]
① 323件、② 45件
[事故の有無]
無し
[発見の動機]
市場からの情報による。
[改善措置の内容]
全車両、各センサの製造番号を点検し、該当する場合は良品と交換する。
[対象車種]
計13車種・28型式
●リコール対象車・通称名
トヨタ「アルファード」、「ヴェルファイア」、「プリウス」 、「シエンタ」、「ノア」、「ヴォクシー」、「エスクァイア」、「プロボックス」、「サクシード」、レクサス「NX200t」、「NX300h」、「RX200t」、「RX450h」
[自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置]
・使用者:ダイレクトメール等で通知する。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
・対策実施車両:改善実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアストライカー付近にNO.4185 のステッカーを貼付する。
[リコール対象車の製造期間(製造期間の全体の範囲)]
平成27年 5月20日~平成28年 1月 7日
[リコール対象車の台数]
計91,210台
(備考)
※リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれる場合がある。
リコール対象車の形式等、詳しい情報について
リコール届出一覧表(国土交通省 PDF):
http://www.mlit.go.jp/common/001219768.pdf
改善箇所説明図(国土交通省 PDF):