ポルシェ日本が、平成30年3月16日、国土交通大臣に対して、リコールを届出た。
リコールの対象車は、「911 GT3RS」、対象台数は、計313台(※)。
リコールの概要
[届出者の氏名又は名称]
ポルシェジャパン株式会社 代表取締役社長 七五三木敏幸
[不具合の部位(部品名)]
車体(ハウジングライナー)
[基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因]
フロントフェンダにおいて、ハウジングライナーの形状が不適切なため、ハンドルを最大切れ角まで操舵した場合、フロントタイヤがハウジングライナーに接触する。そのため、保安基準第11条の基準に適合しない。
[不具合件数]
4件
[事故の有無]
なし
[発見の動機]
市場からの情報および国土交通省からの指摘による。
[改善措置の内容]
全車両、ハウジングライナーを対策品に交換し、フロントタイヤを小径のものに変更する。
[対象車種]
計1車種・1型式
●リコール対象車・通称名
「911 GT3RS」
[自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置]
・使用者:ダイレクトメール等にて通知する。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関紙に掲載する。
・対策実施車両:対策実施車には、運転席ドアロックストライカー付近に外-2606のステッカーを貼付する。
[リコール対象車の輸入期間(輸入期間の全体の範囲)]
平成 27 年 6 月 22 日~平成 29 年 2 月 10 日
[リコール対象車の台数]
計313台
(備考)
※リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれる場合がある。
リコール対象車の形式等、詳しい情報について
リコール届出一覧表(国土交通省 PDF):
http://www.mlit.go.jp/common/001225016.pdf
改善箇所説明図(国土交通省 PDF):