三菱自動車工業が、平成30年1月25日、国土交通大臣に対して、リコールを届出た。
リコールの対象車は、「アウトランダー」、「ギャラン」、「ランサー エボリューション」の3車種、対象台数は、計4,012 台(※)。
リコールの概要
[届出者の氏名又は名称]
三菱自動車工業株式会社 取締役CEO 益子 修
[不具合の部位(部品名)]
車体(サンルーフ)
[基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因]
サンルーフ付き車両のサンルーフガラスの外枠部において、樹脂材料の選定が不適切なため、温度・湿度の変化によりサンルーフガラスとの接着力が低下することがある。そのため、そのまま使用を続けると、サンルーフガラスが外枠部から剥離し、最悪の場合、走行中の振動や風圧によってサンルーフガラスが脱落するおそれがある。
[不具合件数]
2件
[事故の有無]
無し
[発見の動機]
市場からの情報による。
[改善措置の内容]
全車両、サンルーフガラスアッセンブリーを対策品と交換する。
[対象車種]
計3車種・7型式
●リコール対象車・通称名
「アウトランダー」、「ギャラン」、「ランサー エボリューション」
[自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置]
・使用者:ダイレクトメール等で通知する。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
・対策実施車両:改善実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアストライカー付近にNo.4167のステッカーを貼付する。
[リコール対象車の製造期間(製造期間の全体の範囲)]
平成17年10月12日~平成21年10月28日
[リコール対象車の台数]
計4,012台
(備考)
※リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれる場合がある。
リコール対象車の形式等、詳しい情報について
リコール届出一覧表(国土交通省 PDF):
http://www.mlit.go.jp/common/001218788.pdf
改善箇所説明図(国土交通省 PDF):