メルセデス・ベンツ日本が、平成29年11月16日、国土交通大臣に対して、リコールを届出た。
リコールの対象車は、G550、対象台数は、計172台(※)。
リコールの概要
[届出者の氏名又は名称]
メルセデス・ベンツ日本株式会社 代表取締役 上野 金太郎
[不具合の部位(部品名)]
原動機(エンジンコントロールユニット)
[基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因]
エンジンコントロールユニットおいて、燃料温度センサの故障検知プログラムが不適切なため、特定の条件で、エンジン警告灯が誤点灯することがある。そのため、フェイルセーフモード制御となり、最悪の場合、排出ガスが基準値を超えるおそれがある。
[不具合件数]
0件
[事故の有無]
な し
[発見の動機]
ドイツ本社からの情報による。
[改善措置の内容]
全車両、エンジンコントロールユニットのプログラムを対策プログラムに書き換える。
[対象車種]
計1車種・1形式
●リコール対象車・通称名
G550
[自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置]
・使用者:ダイレクトメールにて通知する。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
・対策実施車両:改善実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアロックストライカー付近に外No.2561のステッカーを貼付する。
[リコール対象車の輸入期間(輸入期間の全体の範囲)]
平成28年6月13日~平成29年10月14日
[リコール対象車の台数]
計172台
(備考)
※リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれている場合がある。
リコール対象車の形式等、詳しい情報について
リコール届出一覧表(国土交通省 PDF):
http://www.mlit.go.jp/common/001210334.pdf
改善箇所説明図(国土交通省 PDF):