マツダE&Tが、平成30年3月15日、国土交通大臣に対して、リコールを届出た。
リコールの対象車は、スズキ 「スペーシア」、マツダ「フレア ワゴン」の2車種、対象台数は、計5,693台(※)。
リコールの概要
[届出者の氏名又は名称]
株式会社 マツダE&T 代表取締役社長 冨田 知弘
[不具合の部位(部品名)]
乗降口(スロープヒンジ)
[基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因]
車いす乗降用スロープ装着車において、スロープヒンジ及び車体取付ブラケットの設計が不適切なため、スロープ開閉と車いす乗降を繰り返すと、ヒンジに亀裂が生じることがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、ヒンジが破断してスロープが傾き、最悪の場合、車いす利用者及び介助者が転倒するおそれがある。
[不具合件数]
2件
[事故の有無]
無
[発見の動機]
市場からの情報による。
[改善措置の内容]
全車両、スロープヒンジと車体取付ブラケットを対策品に交換する。
[対象車種]
計2車種・3型式
●リコール対象車・通称名
スズキ 「スペーシア」、マツダ「フレア ワゴン」
[自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置]
・使用者:ダイレクトメール等で通知する。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
・対策実施車両:改善実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアストライカー付近にNO.4211のステッカーを貼付する。
[リコール対象車の製造期間(製造期間の全体の範囲)]
平成 25 年 10 月 25 日~平成 29 年 9 月 28 日
[リコール対象車の台数]
計5,693台
(備考)
※リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれる場合がある。
リコール対象車の形式等、詳しい情報について
リコール届出一覧表(国土交通省 PDF):
http://www.mlit.go.jp/common/001225511.pdf
改善箇所説明図(国土交通省 PDF):