マツダが、平成30年3月8日、国土交通大臣に対して、リコールを届出た。
リコールの対象車は、「CX-8」、対象台数は、計966台(※)。
リコールの概要
[届出者の氏名又は名称]
マツダ株式会社 代表取締役社長 小飼 雅道
[不具合の部位(部品名)]
電気装置(コンビネーション・メータ)
[基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因]
コンビネーション・メータにおいて、通信用プログラムが不適切なため、通信信号が送受信できなくなり、マルチ・インフォメーション・ディスプレイにアドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート等のシステム異常が表示され、当該装置が機能しないことがある。また、カメラの画像表示に切り替える操作をした場合でも、センター・ディスプレイにカメラの画像が表示されないため、車両の直前および直左等、周囲の状況が確認できず保安基準に適合しないおそれがある。
[不具合件数]
18件
[事故の有無]
無
[発見の動機]
市場からの情報による
[改善措置の内容]
全車両、コンビネーション・メータの通信用プログラムを対策プログラムに書き換える。
[対象車種]
計1車種・1型式
●リコール対象車・通称名
「CX-8」
[自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置]
・使用者:ダイレクトメール等で通知する。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
・対策実施車両:改善実施済車には、運転席側ドア開口部のドアストライカー付近にNo.4207のステッカーを貼付する。
[リコール対象車の製造期間(製造期間の全体の範囲)]
平成 29 年 10 月 9 日~平成 29 年 12 月 15 日
[リコール対象車の台数]
計966台
(備考)
※リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれる場合がある。
リコール対象車の形式等、詳しい情報について
リコール届出一覧表(国土交通省 PDF):
http://www.mlit.go.jp/common/001224169.pdf
改善箇所説明図(国土交通省 PDF):