いすゞ自動車が、平成29年12月14日、国土交通大臣に対して、リコールを届出た。
リコールの対象車は、いすゞ ギガ、対象台数は、計143台(※)。
リコールの概要
[届出者の氏名又は名称]
いすゞ自動車株式会社 代表取締役社長 片山 正則
[不具合の部位(部品名)]
排出ガス発散防止装置(遮熱板)
[基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因]
大型トラックにおいて、排出ガス発散防止装置の遮熱板の組み付け工程が不適切なため、誤った仕様の遮熱板を組み付けたものがある。そのため、前輪タイヤの最後部の後端と当該遮熱板の距離が400mmを超え、巻込防止装置に係る保安基準に適合しなくなるおそれがある。
[不具合件数]
0件
[事故の有無]
無し
[発見の動機]
社内情報による。
[改善措置の内容]
全車両、排出ガス発散防止装置の遮熱板を点検し、誤った仕様のものが組み付 けられている場合は正規品に交換する。
[対象車種]
計1車種・18型式
●リコール対象車・通称名
いすゞ ギガ
[自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置]
・使用者:ダイレクトメールまたは直接訪問で通知する。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載する。
・対策実施車両:改善実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアストライカー付近に NO.4158のステッカーを貼付する。
[リコール対象車の製造期間(製造期間の全体の範囲)]
平成29年5月30日~平成29年9月4日
[リコール対象車の台数]
計143台
(備考)
※リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれる場合がある。
リコール対象車の形式等、詳しい情報について
リコール届出一覧表(国土交通省 PDF):
http://www.mlit.go.jp/common/001214026.pdf
改善箇所説明図(国土交通省 PDF):